2021/06/09 18:02

ジーンズの代わりになる日本デザインのボトムスを穿きたいという思いで股引きに出会い作り始めた。

調べてみると安土桃山時代から始まり江戸時代には働くパンツとしてありとあらゆる職業の人達が穿いていたようだ。
大工の友達が穿いてくれてる稲吉商店の股引き
岡山産コットンヘンプのインディゴデニム

今と昔

作業の妨げにならない細身のシルエット、ストレッチ素材がない時代に立体的な作りで細身ながら動きやすいように考えられた作りは本当に素晴らしい。

デニム股引きを穿く職人
shige


江戸も終わり明治、大正、昭和になるにつれ西洋化が進み、お祭りや一部の職人のみに使われているのが現状だ。

そういう自分も股引きの存在すら知らずに40年以上も時が過ぎていた。

ある事がきっかけで股引きを知り、植木職人のタンスの引き出しの中に残っていた股引きを手に入れた。

通常のパンツのように股の部分が縫われておらず左右が重なるような作りになっている。

オンスの軽い帆布
珍しい杢グレー

ふくらはぎの膨らみに合わせた立体的な作りになっているのにも驚いた。

穿いてみると足の部分はピッタリとフィットし、股の部分の開放感と突っ張りがない事に感動した。

新感覚の穿き心地、スタイリッシュでありながら抜群の運動性、これだ!と直感した。

日本が誇れるワークパンツを国内外問わずに広める為に日々模索している。

黒デニムの股引きでボウルを滑る兄貴的存在
freedom rider

デニム股引きでぶっ飛ぶ
taco surf mfg
rinnosuke


稲吉商店の定番、
黒デニムの股引き